20110517

写真の記録 / 森山大道

犬の記憶  森山大道 河出文庫

前回、藤原新也の紹介をさせていただきましたが、

「写真」については、この森山大道や中平卓馬といった方々にすごくインスピレーションを受けています。
インスピレーションというか憧れをいだいています。

大学時代のアルバイトの先輩で、何年か後、個展なんかもやってしまう素晴らしい方がいて、その方に写真のすばらしさを教えていだきました。

白黒の表現や、画像の粗さ(フィルムの違い)、ブレやボケのすばらしさなんかも、先輩やこの本を通じて教えていただきました。(実は大学の4年生、部活引退後、旅に行くまで写真部の部室に通い、ネガから現像させてもらったこともあるんです。。)

そこかしこにある、一瞬の風景を記録として切り取った、どこか哀しくも懐かしくもある写真。
粗いが故に陰影がはっきりし心奥深くまで入り込み、故郷やどこかの自分の人生の一瞬を思い出させるような写真。


もう一度、写真をやってみたいと思います。

 

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