20110612

本の記録 / 岩瀬大輔2

入社1年目の教科書  岩瀬大輔  ダイヤモンド社


前回、セミナーに参加したと「本の記録 / 岩瀬大輔」でお伝えしましたが、第2回目にも参加してきました。

普段接しないような業種の方と接したり、自分の考えを発表するなど、ものすごく意義のある会になりました。

今回もその岩瀬さんの本。

私は飲食業界で7年ぐらい働いてきて、最初の2,3年は職人として閉ざされたハコの中で毎日働いており、外で人と関わることがありませんでした。

忙しいと電話対応が粗くなってしまったり、今考えると社会人として、もう、失格ですよね。

今でも飲食業界の特に職人さんってってそういう方が多いのではないかと思います。

これでは自分の成長はないなと感じ、4年目ぐらいから積極的にセミナーに参加したり、経営者の方にお願いして営業に同行させてもらったりと動いてきました。

偉大な経営者の方の仕事の仕方を見よう見まねで真似をしたりもしました。

けれどもやはり自己流になってしまっていることが多々あると思うので、この本は入社1年目の(ための)と書いてありましたが、大変勉強になりました。

ビジネスに限らず、チームで何かをやるときには参考になるのではないかと思います。


仕事において大切な3つの原則
  • 頼まれたことは、必ずやり切る
  • 50点で構わないから早く出せ
  • つまらない仕事はない
詳しいことは本を読んでいただきたいのですが、岩瀬さんの大事にしていることが載っています。
この3つの原則を死守してきたからこそ、岩瀬さん自身の成長が加速されたとあります。


仕事への姿勢

第一項目は「何があっても遅刻はするな」。これが第一項目にあるということ。とてつもなく重要なことだとヒシヒシと伝わってきます。

上司の方からアドバイスをもらうため、メモや議事録の取り方、チームで仕事に当たることなど、いわゆるHOW TO本ではなく、その行為に対する姿勢や意味について多項目にわたって書かれています。

なかには宴会芸についても書かれていますが、宴会芸のネタが書かれているわけもなく、「死ぬ気でやれ」という姿勢が書いてあります。そうですよね。


では、参考になった部分を引用させていただきます。
情報は原典にあたれ  頼み方さえ誤らなければ、同業他社やライバル企業でも、情報を提供してくれるところはあります。くれぐれも「教えてくれるはずがない」などと最初から諦めないでください。先入観を取り去り、フットワークを軽くすることで、思いがけず原典にたどり着くことさえあるのです。頭だけでなく、手と足も使ってやってみてください。(p.87)
これ、早速実践してみました。将来やりたい事をやっているお店にいって色々尋ねてみると、丁寧に色々と教えていただけました。
まずは英語を早く「読める」ようになれ 僕の感覚では、世界中に存在する情報のうち、日本語と英語の情報量の比は1対100ぐらいだと思います当面は、話せなくてもかけなくても構いません。何の抵抗もなく、しかも速く読める能力だけは、急ピッチで習得してください。(p.104)
ヤラネバ。。。とJapan Times  をRSSでとっていますが。。勉強です。
社会人の勉強はアウトプットがゴール  教養として漫然と読むのではなく、常に「So What?」に落としこむように読まなければならないのです。(p.117)
メモをしたり本にラインを引くとき、講義を聴くときに、それを踏まえて何が出来るかと書く習慣をつけています。 次は行動です。
感動は、ためらわず伝える  もちろん、ご機嫌取りをするのではありません。そうではなく、感動を覚えることがあったのなら、ためらわずにそれを伝えるべきだと言いたいのです。(p.157)
うん。


最後に
そして最後に、こうあります。気分一新、明日から仕事頑張ります。
仕事とは、未知の分野への挑戦の積み重ねです。それを自分の血肉としてはじめて、社会人としての飛躍的な成長が望めるのだと思います。そして、勝負どころでチャンスをつかめた人が、より大きな次のチャンスの切符を手にするのです。その積み重ねが、あなた自身の成長にもつながっていくのです。(p.232)
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